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iPhone料金プランその2

フトバンクのiPhone 3Gの料金プランのキモは2つあると思います。8GBのモデルを例に取れば、一つはAppleの発表の199ドルに出来る限り近づけた本体価格、但し2年縛りの制約があります。これだけなら、「2年間継続して使えば本体価格をそれだけ安くしまっせ」と理解出来るのですが、もう一つのキモのパケット定額フル月額5,985円也が重くのしかかってきます。つまり本体価格の割引サービスを受ける代わりに使っても使わなくても毎月最低5,985円を払い続けないとならないということです。(実際はホワイトプランとS!ベーシックの980円と315円、及び割賦代金の960円が加わり、最低8,240円づつ毎月納めないといけません)
れは非常に良く考えられたプランだと思います。ここではAppleへの毎月の上納金があるかないかを無視して、事実より類推すると、裏事情はこんな感じではないでしょうか? つまり、iPhoneが爆発的に売れることは当初としてソフトバンクはあまり望まない、(それでも売れてしまうのも承知の上で)パケット定額を5,985円に設定するということは、普段から相当携帯電話でパケット通信を行わないとユーザーサイドでの得にはなりません。しかもiPhoneの場合は携帯サイトには繋がらないので、必然的にPCサイトへということになります。すると、毎日、長時間外出するか、全く外でしか仕事をしないような職種の人で、なおかつ先端ユーザーとしてPCサイトを頻繁にチェックする人じゃないといわゆる「元を取れない」ということになります。この時点でかなり該当ユーザーは絞られると思います。もちろん、iPhoneの先進性に惹かれ、兎に角欲しいというブログ主のような人種もいるでしょう。しかし、ネット上でも散見される、これでは高すぎるというユーザーもかなり見受けられます。
まり、ソフトバンクはここに大きな非関税障壁のような見えない壁を作ってある程度ユーザーを絞っていると思います。これは本体価格の補填費用をAppleに支払うという観点からも、あまりパケットを使わないユーザーを増やしたくないという事情があるように感じます。
更に、これも良く言われている事ですが、貧弱な(と称されている)ソフトバンクの3Gネットワークの問題もあります。おそらくiPhone発売により、上記の壁を乗り越えられるようなヘビーユーザーの利用状況を詳しく把握分析して、ネットワーク増強を徐々に行いたいのだと思います。例えばパケット定額を3,000円とかもっと安くすると、それこそ3ヶ月で50万100万のユーザー増となり、只でさえ貧弱な(と言われている)3Gネットワークがパンクしてしまい、遅い、繋がらないという風評がたってしまったら、そのマイナス面の影響は回復不可能なくらいのダメージとなってしまうでしょう。
ういう意味で、この料金プラン、高止まりのパケット定額フルを選んでいるのだと思います。もちろん、ソフトバンク側でもネットワーク増強とユーザーの増え具合から、価格改定を見込んでいると思いますし、それはAppleの要望であるとも言えます。(Appleとしては、iPhoneをプラットホームとして考えているので、ユーザー数は多ければ多い程、目標に近づくことになります。)
かなり、邪推な考えですが、こんな思惑があると思えば我慢も出来るかも知れません。(それでもどこぞのAnswerよりは安いですよね(^.^)

ええ、ドコモもイーモバも解約して、新しいプラットホームを堪能したいと思ってますけど、なにか?


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Author:Touch Me
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2週間毎に音信不通になる場合があります。(-.-;)
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